トップページへ Q&A診察室
 
Q.11 点鼻薬の使い方を教えてください。
A.11  鼻閉を治療する方法としては、うっ血除去薬を鼻内に投与することが最も有効であるとかんがえられます。有効成分が鼻の粘膜の血管を収縮させます。作用は数分後に現れ、数時間以上作用が持続します。1日2〜3回の使用で十分です。ただし、長時間にわたって薬剤の使用を続けると、まれに、鼻閉をおこすこともありますので、注意してください。また鼻閉の点鼻薬の使用は、2歳未満の乳幼児では、使用しないように、指導してます。

質問の一覧へ

Q.12 ピアスをあけたいのですが、どうしたらよいですか?
A.12  女性は一度はピアスをあけてみようかと思うものです。ささやかですが、当院でもお手伝いさせていただきます。先ずは、季節的なことからいえば、暑い時期はなるべく避けましょう。ピアスホールの感染を起こす可能性が多いです。また、皮膚がアトピー体質だったりして、皮膚炎を起こしやすい方にはおすすめしません。ピアスをしたあと、その周辺がグチュグチュしてきたり、ピアスホールが肉芽様に硬くなったりする場合があります。
さて、実際にピアスをあける時の段取りですが、当院では次のようにしていただいてます。ご自分の気に入ったピアスをお買い求めいただき(当院では取り扱っていません。)、初めての方では、なるべくピアスの軸の太くて長いものがよういです。素材は、アレルギー反応の起こりにくい、18金、プラチナ、チタン、シリコン等です。メッキはやめましょう。形も凹凸の複雑なものはやめて、シンプルなものがよいです。あと場所ですが、この位置は患者さんに決めていただきます。女心は微妙ですから、ご自分の気に入った位置にしてください。ただし、重いものをつけたい場合は、あまり端っこにはしないほうがよいです。ひっぱられたりして、耳たぶが切れることもあります。開けたあとの手入れは、ご指導しますが、皮膚がピアスホールを覆うまで1ヶ月はかかるとおもってください。その間は、ピアスの取り外しはあまりなさらないようにお願いします。薄い皮膚がはがれてしまいます。皮膚がしっかり乗ったら、いろいろのピアスを思う存分楽しんでください。
でも、不幸にも、ピアスホールが膿んできたり、腫れてきたり、中には小さなキャッチャーが寝ている間に皮下に埋没してしまい、取れなくなる場合もあります。そのときは、切開して、摘出です。ピアスをはずして、皮膚炎がなおるようにします。
詳しくは、外来でお尋ねください。

質問の一覧へ

Q.13 中耳炎を繰り返すと聞こえが悪くなりますか?
A.13  中耳炎は、乳幼児に高頻度でおこります。風邪症状に伴って、高い熱が続いたり、夜泣きや、ぐずりが続いたりと、自分のことがうまく表現できない小さな子が、中耳炎を患っている場合が非常に多いです。この時期は、耳の発達に重要な時期ですが、ちゃんと子供のサインに気付いてあげ、耳鼻科で適切な治療を受ければ、聴力障害の後遺症を残すことはほとんどありません。このほとんどというのは、確かに、ひどい中耳炎を繰り返したりして、乳突蜂巣の発達の不全が生じたり、鼓膜穿孔が生じたりして、聴力障害をおこすこともあります。たいていのお子さんは何の障害もなく、小学校に上がるころには中耳炎の頻度も少なくなり、耳鼻科と遠ざかっていくものです。

質問の一覧へ

Q.14 1年に何回も中耳炎をくりかえすのですが、どうしたらよいですか?
A.14  急性の中耳炎は上気道の感染症に伴っておこります。つまり風邪を引けばなる可能性がありますから、風邪を引かないことが肝心なことです。でも、やっと風邪が治ったと思ったら、もう次の風邪を保育所などでもらってきてしまい、繰り返す子がいます。こればっかりは、その子の局所免疫の防御機能とか、鼻とかのどの具合の個人的な差が大きく影響します。風邪を引いても中耳炎にならない子もいますからね。つきなみなですが、やはり、少しぐらいでは、風邪などを引かない体力をつけることだと思います。

質問の一覧へ

Q.15 扁桃腺が大きいといわれてますが、手術する必要がありますか?
A.15  のどを開けてもらうと、口の中いっぱいに扁桃腺があるのではないかと思われるような子供がいます。これはやや大げさですが、扁桃腺の大きさはT、U、V度とあらわし、確かに、V度の方は、両側の扁桃腺が正中で接触するほどです。でも、大きいからといって、すぐ手術的必要はなく、夜間の無呼吸や、大きいために摂食障害があったり、食事をする時間がかかりすぎたり、といった症状があれば、適応になります。この場合の扁桃腺は口蓋扁桃を指していて4〜8歳に肥大が認められ、10歳頃から、小さくなる傾向があります。

質問の一覧へ

Q.16 蓄膿といわれてます。将来手術が必要ですか?
A.16  30〜40年前まではいわゆる蓄膿の手術は、頻繁に行われていました。まだ、抗生剤の発達もなく、手術が唯一と思われていましたが、今は先ず、お薬で様子を見ましょう。病名としては、正しくは副鼻腔炎。副鼻腔には、大きく分けて、上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形洞などがあります。炎症を起こしやすいのは特に、上顎洞です。副鼻腔炎には、急性のものと慢性化したものがあります。急性のものは、かぜ症候群の部分症として発症することが多いです。

質問の一覧へ

Q.17 1年を通じてアレルギー性鼻炎があります。体質を改善する方法がありますか?
A.17  体質を改善するのはなかなか難しいことです。特異的な減感作療法がありますが、抗原がはっきりとしていれば、減感作療法をやる価値はありますが、いろいろのもので反応していて、あるいは、抗原がはっきりしないものや、血管運動性鼻炎のような、アレルギー性鼻炎と同じ症状を示す鼻炎もあります。レーザーを含めた手術的療法もありますが、決定打はありません。

質問の一覧へ

Q.18 耳の中がかゆくなるのがくりかえしています。他院でも治療しましたが、治りません。
A.18  少しアトピー体質だったりして、皮膚がかさかさしている方では、耳の中も痒くつい手がいってしまい、慢性湿疹の状態をくりかえしてしまいます。グジュグジュしたりカサカサしたり。またまた手が行ってしまいます。そんなことを繰り返していると、細菌や真菌類がとりついたりしてなかなか直りづらくなります。根気よく、治していきましょう。

質問の一覧へ

Q.19 耳鼻咽喉科の診察を受けるのは初めてです。怖いですか?
A.19  耳、鼻、のど、のどの奥、みんな神経の敏感なとこですし、自分では直接見れないとこが多いですから、どんなことをされるのか、ちょっと怖い感じがしますね。私は、いろいろ見る時、どこそこを見せてくださいと声をかけてからするようにしてます。私にとっては、あたりまえのことでも、患者さんにとっては初めてのことですからね。診察台に座るとコチコチのかたがいます。なるだけ緊張しないようにしてください。決して怖くありません。やさしくしてます。

質問の一覧へ

Q.20 生後1〜2ヵ月の乳児ですが、鼻が詰まって苦しそうです。鼻の処置だけでもしてくれますか?
A.20  小さな赤ちゃんの鼻はまだまだ小さいです。鼻の詰まったわが子を見るとちょっとでも楽にさせたいと思うのが親心です。鼻くそが栓のようになっていたりして。どうぞ、遠慮なく連れてきてください。お薬を飲ませるほどではない軽い症状では処置だけでも効果あります。自分でやろうとしてもできませんからね。それに、あまりお薬にたよるのもいやですよね。

質問の一覧へ